社会に受け入れられる業界を目指して
福岡県遊技業協同組合は5月24日、グランドハイアット福岡で通常総会を開催した。
総会の冒頭挨拶で平岡聖教理事長は、「業界としてなかなか明るい話題がなかった中、ようやくスマスロ・スマパチが導入された。現状、全ての台が順調ではないものの、今後はお客様に支持される遊技機の開発・販売が進んでいくと思う」とスマート遊技機に期待を寄せた上で、「依存問題と切っても切り離せない業界。このことについては、真摯に取り組みながら社会に受け入れられる業界に今一度育てて行きたい」と述べた。
事業報告では、広告宣伝の対応について、県遊協では組合員への警察庁からの通達内容の浸透を深めるため、県警担当者を理事会に招き説明会を実施。また、広告宣伝ガイドラインの質疑に対しても、速やかに全日遊連担当者に確認するなどして適切に対応していくことを報告。また、インボイス制度の導入に伴う対応について、組合員の理解を深めるために複数回に渡って研修会を実施した。
社会貢献活動については、児童養護施設協議会や少年警察ボランティア協会、犯罪被害者支援センターなど、6団体に支援金を寄贈。ほかにも宗像市と防災拠点に関する協定の締結、台風等災害対策として立体駐車場の無料開放、日本赤十字社の献血バスを誘致し献血活動に協力など、多岐にわたる取り組みを報告した。
引用先:アミューズメントジャパン